経営

2012年春 設計製造ソリューション展レポート

3D scanner scanning robot toy

Computer Aided Design / 3D render image representing computer aided design

2012年の春、設計製造ソリューション展に参加してきました。私は畑は進うが、エンジニアである以上、CADやDMU(デジタルモックアップ)に興味があります。こういったセミナーに参加する機会が減ってきているため、展示会でまとめて見学/体験操作でき貴重な経験となりました。

1998年の3DCADが流行っていた時代に比べて、2012年の出展をみてみると、CADやDMUの展示数はその数自体は減ってきているようにみえます。機能としても、3DCADやDMUベンダー間の差がほとんどなくなってきており、数年前に見たように、各社がCAD自体の機能の進化を競い合う時代は収束したといって良いと感じます。

XVLやSolidWorks、NX等といった代表的なツール群を、一通り触ってもみました。予想を越えるような機能はありませんでしたが、実際に企業に活用され、XVLなどは、かなりこなれたツールに成長したのではないだろうかと感じます。

ITとものづくりが融合してきたのを肌で感じます。

CG技術の進歩が激しい

3D scanner scanning robot toy

CG関連のものも多数だされていました。デジタルカメラ等で撮影した数枚の写真から、質感をそのままに360度回転・表示ができるソフトが展示されていました。従来のWeb3Dとの違いは、動物の毛や衣類などの繊細な風合いを再現できること、求めるクオリティーに関係なく常に一定という画期的なデータの軽さであるということが挙げられます。

参考になったのは、自動車業界を席巻したY社の3DWEB技術は、詳細を聞いていると興味の持てるものでした。CG技術もかなりのスピードで発展してきており、特にそれほど技術がなくても容易にCGデータを作成し動作定義できるようになってきています。Y社以外にもSOHO向けに他ベンダーからお手軽ツールが相当数出てきています。3次元データの有効性は、やはり下流になるほど高くなるため、販促用に活用されている事例が目立ちます。

この分野での競争は熾烈です。WEBを使った広告技術というものが、今後も伸びそうな予感を感じました。単に製品紹介に3Dモデルを使うというより、解析シミュレーション結果を合わせてつかったり、動作アニメーションを表示させたりすれば効果がでると思います。

 

カテゴリー