経営

新商品・新事業を生む社内のしくみ

考える

新事業創出セミナーに参加してきました。内容は他の会社で商品や事業がどのように生み出されているかの紹介するものです。

発表は、M社、T社、G社とK社の4社でしたが、その中でもM社の内容が特に印象に残りました。

新商品開発は混血集団が強い!

講師の方が「皆様いつもありがとうございます。」と話し始めます。講師の方が所属する部門は15年前にシステム事業を拡大するため発足し映像コンテンツの開発やトレンドの基礎研究をして今に至っています。

人数は意外と少なく、研究所全体で35人、未来研究や戦略を推進する課は6人。

まず、どんな組織が強いかについては「混血集団が強い。」だそうです。混血集団とは、社内はえぬきの「プロパー」、いろいろな部署を経験した「社内移動組」、その道のプロを中途採用する「キャリア」という3つから成り、その割合が1:1:1というのがベストだそうです。

ビッグデータの活用

次に未来の研究についてだが、膨大なデータの収集、分析の積重ねが中心。マクロトレンドの調査といって人口から政治経済に至る7つのカテゴリーを常に調査しています。
興味深かったのは100年マップといって巨大な自作の年表を室内に貼っているそうです。

中身は「住まい」、「食」、「交通」、「メディア」の4カテゴリーで、社内でも時代の特長を横断的に見られるのはこの部署だけだそうです。

活動自体はビジョンの策定から製品や販売の企画、運用までをカバーするそうです。ショールームの構想を練ったり、ニッチな市場を狙った商品の企画を提案したり、モバイルサイトの取り組みも欠かせないそうです。ここで新しい分野の開拓の話になりましたが、やはり新しいものを生み出すことはどこでも苦しんでいる様子がうかがえます

紹介のあった手法は主に3つである。

  1. 商品の分母を変える(液晶モニター分野の***という商品からリビング空間の***へ)
  2. ひねり未来提案(キッチンや玄関をユビキタス技術、ネットワークなどを使ってオープンなコミュニティ空間にする)
  3. 潮流となる法則をみつけて見える化する(こころの領域と物理的な領域は左右対称。ケータイは肌空間に近<個人的情報)など。

発想を事業と結びつけるために「10年先を見据え、5年先を語り、3年先を実践する」のがモットーだそうです。またいろいろな活動に広<参画し、結果を発信してオープンにするのが継続の秘訣といえそうである。

エファタの新規事業

弊社は、webなどのメディアに特化していますが、他の分野とどう発展してきたのか見渡すのは重要になりそうです。マルチメディアの進化は生活習慣とのリンクで考える必要があるからです。

WEB事業の枠を超えようと日々頭をひねっている。単なる情報発信から、お客様の価値が最大化するように、信頼のできる価値ある情報発信へ。

これからは、「持つ」時代から、「共有」する時代になります。これは高度なインターネット技術の発展により実現しています。

世の中の価値観が変わった今、提供するWEBサービスもどうあるべきか、商品の分母を変えて考えてみたいと思いました。

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